Top >  08.学会発表 >  生涯美術研究 (大学美術教育学会)

生涯美術研究 (大学美術教育学会)

生涯美術研究

A Study of Art Education on Lifelong Learning


高岡第一高等学校
松尾 豊


1997(平成9)年 第36回大学美術教育学会(上越市)研究発表概要


I.はじめに

 生涯教育の理念が初めて国際的に提唱されたのは、1965年の12月と言われる。パリのユネスコ本部で第3回成人教育推進国委員会において、ポール・ラングランが討議資料として提出した「ワーキング・ペーパー」によることは、周知の事実である。

 ラングランが提唱した生涯教育の目標は、(1)人の誕生から死に至るまでの人間の一生を通じて教育(学習)の機会を提唱する。(2)人間発達の総合的な統一性という視点から、さまざまな教育と調和させ、統合したものにする。(3)労働日の調整、教育休暇、文化休暇などの措置を促進する。(4)小・中・高・大学とも地域社会学校としての役割を果たすように勧奨する。(5)従来の教育についての考え方を根本的に改め、教育本来の姿に戻すため、この理念の浸透に努める、という5点にあったと言われている。

II.現代社会と生涯学習へつづく



I.はじめに
II.現代社会と生涯学習
III.学校美術(高校普通教育)の問題点と課題
IV.学校美術の現状と高校生の意識
V.おわりに(生涯美術論の構築に向けて)
参考文献

 <  前の記事 「彫刻のある街づくり」にみる現状と諸問題(96)(大学美術教育学会)  |  トップページ  |  次の記事 越後妻有アートネックレスの可能性(大学美術教育学会)  >