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「60歳のラブレター」と新たな決意――家族の公共性(?)

久しぶりのつぶやき。妻に誘われて富山まで映画を見に行った。「60歳のラブレター」を見た。さすがに、50歳過ぎの夫婦連れが多かった。内容的には、3組の夫婦の人生を織り交ぜながらも、60歳で定年離婚した夫婦が北海道のラヴェンダー畑でのやり直しを誓うまでの物語。胸に迫る部分もあったいい映画だった。

 

そして思い出したのが、昨年10月私ら2人を心配して、命を削りながらも北海道から会いに来てくれた妻の友達Sさん(本年1月2日57歳で死去)のこと。彼女の誠実な思い(一泊した朝、私の大変な状況を理解してたかのように、妻に代わり出勤前の私に深々と頭を下げての最後の言葉「行ってらっしゃいませ」)に報いるためにも、苦労をかけ続けた妻のためにも、お互い初心に戻ってやり直しができたら良いのかもしれないと考えた。

 

これまで蓄積した自分の誇れる領域を活かせる望む仕事があるならば、今は素直に北海道のような自然が豊かなところでも、或いは関東や関西などの都市部でもどこへでも行きたいと思う。

 

(写真左=高岡市雨晴海岸の「ヤスモト」なるアンティック喫茶から見た日の出、写真右=氷見市内の民宿旅館で正月を迎えた数年前の2人  思い 003.jpg

    思い 002.jpg      

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